日本人初のノーベル生理学・医学賞 利根川進さん死去

1987年ねんに日本人にっぽんじんで初はじめてノーベル生理学せいりがく・医学賞いがくしょうを受賞じゅしょうしたアメリカのマサチューセッツ工科大学こうかだいがく教授きょうじゅの利根川進とねがわすすむさんが11日にちに亡なくなりました。86歳さいでした。

利根川とねがわさんは39年ねん、愛知県名古屋市あいちけんなごやしで生うまれました。東京とうきょう都立とりつ日比谷高校ひびやこうこうから、「自由じゆうな学風がくふうがある」と京都大学きょうとだいがくに進学しんがく。卒業後そつぎょうご、分子生物学ぶんしせいぶつがくを学まなぶため、アメリカのカリフォルニア大学だいがくに留学りゅうがくしました。スイスの研究所けんきゅうじょにいた70年ねん代だい、ヒトが細菌さいきんやウイルスなどの異物いぶつの侵入しんにゅうから体からだを守まもるために作つくり出だす、たんぱく質しつの一いっ種しゅである抗体こうたいを遺伝子いでんしレベルで研究けんきゅうしました。100億おく種類しゅるい以上いじょうあるヒトの抗体こうたいができる仕組しくみを明あきらかにしたことが、ノーベル賞しょうにつながりました。

利根川進さん=東京都千代田区で2015年2月

毎日小学生新聞より転載