危険な場所を知ろう 埼玉の小学校で地域安全MAP教室
埼玉県川口市立青木中央小で6月12日、防犯について学ぶ「東京海上日動プレゼンツ 地域安全MAP教室」(「だいじょうぶ」キャンペーン実行委員会主催、東京海上日動火災保険協賛)が開かれた。
立正大の小宮信夫教授(犯罪学)がオンラインで講師を務め、4年生約160人が参加。小宮教授は、インターネット上の地図を見せながら、学校周辺の犯罪が起こりやすい場所を紹介し、「誰でも入りやすく、周囲から見えづらい場所には近づかないようにしましょう」と呼びかけた。
参加した4年1組の森山結衣さん(10)は「自分たちの住んでいる場所は大丈夫だと思っていたけれど、犯罪はいつ起きるか分からないので、勉強できてよかった」と話した。
同教室は、犯罪や災害などから子どもや高齢者、地域を守る街づくりを目指す「だいじょうぶ」キャンペーンの一環として開催。キャンペーンは2007年に始まり、今年で19年目を迎えた。
2025年6月14日毎日新聞朝刊 埼玉県版掲載