♪おいしいシウマイ♪ 崎陽軒 横浜工場を見学

♪おいしいシウマイ♪のコマーシャルでおなじみの神奈川県横浜生まれの食品メーカー「崎陽軒」。横浜工場では、横浜名物として90年以上愛されている「シウマイ」が作られる工程や誕生の歴史などを実際に見て知ることができる工場見学を実施しています。おいしさの秘密を探しに、訪ねました。

シウマイが作られる崎陽軒横浜工場

シウマイが作られる崎陽軒横浜工場

誕生時から変わらないレシピ

入り口からエレベーターで上がり、まずは映像で崎陽軒の歴史について学びます。案内をしてくれた広報の山本茜さんによると、会社の創業は1908年で、横浜駅(現在の桜木町駅)構内で牛乳や寿司などの販売をスタートしました。「シウマイ」は初代社長が「横浜の名物を作りたい」と、当時中華街で突き出しとして人気だった焼売に注目。ゆれる列車内でも食べやすい一口サイズで冷めてもおいしいオリジナルの「シウマイ」を1年がかりで完成させました。冷めてもおいしいのは、豚肉に「干帆立貝柱」を混ぜているからで、誕生以来ずっと同じレシピなんだって。すごいね!

 

シウマイ弁当のほかにもたくさんの商品がある

シウマイ弁当のほかにもたくさんの商品がある

最後はできたてのシウマイを!

箱詰めするロボット

箱詰めするロボット

次にいよいよ窓越しにシウマイの製造工程見学がスタートです。この工場では1日約80万個が製造されているそうです。まずは中身の「あん」の成形工程。大きなかごに入った挽き肉が、滑り台のような機械にボトンと落ちて転がっていく様子は迫力満点! シウマイの形に整えられた後、長さ約10㍍の蒸し器でじっくり蒸されていく様子や、ロボットができあがったシウマイを細かい針のついた腕でブスッと刺して一度に15個を持ち上げて箱詰めする様子などが見られます。

 

おかずは人の手で詰められていく

おかずは人の手で詰められていく

その後は、「シウマイ弁当」が作られる様子が見えるエリアへ。横一列に並んだ従業員さんが、弁当箱にアンズやタケノコ煮などのおかずを1人1品ずつ詰めていきます。レーンの速さは一定なので、遅れてしまったら大変! 最後におかずの入れ忘れがないかもしっかりチェック。その他、シウマイの箱に入った白い磁器のしょう油入れ「ひょうちゃん」の色んな種類が展示されているコーナーや、電車を再現したフォトスポットもあります。最後は試食コーナーで、できたてのシウマイを頂いて、約90分の見学は終了です。

たくさんの「ひょうちゃん」が展示されている

たくさんの「ひょうちゃん」が展示されている

試食コーナーでいただきます!

試食コーナーでいただきます!


これを調べてみよう!

答えは、このページのどこかに隠れているよ。探してみよう。

Q シウマイの冷めてもおいしい秘密は?
Q 工場では1日何個のシウマイが作られている?
Q シウマイの箱に入ったしょう油入れの名前は?


見学データ

  • 住所…神奈川県横浜市都筑区川向町675の1
  • アクセス…JR・横浜市営地下鉄「新横浜駅」からバス10分
  • 営業時間…火水金土 9時、10時半、12時半、14時 ※各回約90分(試食含む)
  • 参加費…無料 ※完全予約制。予約方法など詳しくは同社ホームページ(https://kiyoken.com/factory/)

 

PDF(みるくんの社会科見学 崎陽軒 横浜工場)

PDF(みるくんの社会科見学 崎陽軒 横浜工場)