タブレット端末で電子投票 香川・善通寺市 全国3例目

8月がつにあった香川県知事選かがわけんちじせんでは、善通寺市ぜんつうじしで全国ぜんこく3例れい目めとなるタブレット端末たんまつを使つかった電子投票でんしとうひょうが実施じっしされました。開票作業かいひょうさぎょう(票ひょうを数かぞえる作業さぎょう)を担当たんとうする職員しょくいんの数かずを減へらすことができ、かかった時間じかんも短みじかくなりました。【広田ひろた正人まさと】

タッチで簡単かんたん

タブレット端末たんまつでの電子投票でんしとうひょうは、まず画面がめんに表示ひょうじされた「投票とうひょうを開始かいし」をタッチペンで触さわります。次つぎに、候補者こうほしゃ名めいの中なかから、投票とうひょうしたい人ひとをタッチ、最後さいごに「投票とうひょうする」をタッチするだけです。「投票とうひょうが完了かんりょうしました」の音声おんせいが流ながれて終おわりです。

タブレット端末たんまつを使つかった電子投票でんしとうひょうは、2024年ねん12月がつの大阪府おおさかふ四條畷市長選しじょうなわてしちょうせんと市議しぎ補選ほせん、今年ことし3月がつの宮崎県新富町みやざきけんしんとみちょう議ぎ補選ほせんに次ついで全国ぜんこく3例れい目めです。

それ以前いぜんの電子投票でんしとうひょうはネットワークに接続せつぞくするシステムだったため、サーバーの故障こしょうで投票とうひょうできない人ひとが出でるケースもありました。ネットワークに接続せつぞくせず、その機械きかいだけにデータを記録きろくする「スタンドアローン」方式ほうしきが認みとめられるようになり、導入どうにゅうが広ひろがっています。

時間短縮じかんたんしゅくに成功せいこう

開票開始の合図を受けて、USBメモリーが入ったケースを開封する職員(奥)。手前は紙投票(投票所に行けない人の不在者投票)の開票作業

開票作業かいひょうさぎょうにかかった時間じかんは27分ふんで、前回ぜんかい(22年ねん)の1時間じかん35分ふんから短縮たんしゅくすることに成功せいこうし、職員しょくいんの数かずも20人にんで、前回ぜんかいの70人にんより減へらせました。

また、投票とうひょう用紙ようしに候補者こうほしゃ名めいを手書てがきする方法ほうほうだと、疑問ぎもん票ひょう(読よみにくくて調しらべるのに時間じかんがかかる票ひょう)、無効票むこうひょう(候補者こうほしゃ名めい以外いがいのことを書かくなどして認みとめられない票ひょう)がありますが、今回こんかいはゼロでした。タブレット端末たんまつで候補者こうほしゃ名めい以外いがいの「選択せんたくせず投票とうひょう」を選えらんだ122票ひょうは白票はくひょう(何なにも書かかない票ひょう)として処理しょりされました。

ただ、お金かねがかかるのが問題もんだいです。タブレット端末たんまつ50台だいのレンタル料りょうやサポート代だい、体験会たいけんかいや研修けんしゅう会かいの費用ひようなどで約やく1300万まん円えんかかり、前回ぜんかいを数すう百ひゃく万まん円えん超こえる見込みこみです。

毎日小学生新聞より転載