白川英樹さん死去 ノーベル化学賞

実験教室に参加した子どもたちにアドバイスをする白川英樹さん=愛知県蒲郡市の生命の海科学館で2017年12月

電気でんきを通とおすプラスチックを発見はっけん・開発かいはつし、2000年ねんにノーベル化学賞かがくしょうを受賞じゅしょうした白川英樹しらかわひできさんが8月がつ24日かに亡なくなりました。90歳さいでした。

白川しらかわさんは東京とうきょう工業大学こうぎょうだいがく(東工大とうこうだい、いまの東京とうきょう科学かがく大学だいがく)を卒業そつぎょうし、東工大とうこうだいで助手じょしゅを務つとめました。プラスチックの一種いっしゅ「ポリアセチレン」が電気でんきを通とおすことを発見はっけんしました。プラスチックは電気でんきを通とおさないと考かんがえられていましたが、常識じょうしきをくつがえしました。

アメリカに招まねかれ、のちにノーベル賞しょうを共同きょうどう受賞じゅしょうする研究者けんきゅうしゃとともに、電気でんきを通とおす能力のうりょくが高たかいプラスチックを開発かいはつしました。金属きんぞくより軽かるく加工かこうしやすいので、スマートフォンやリチウムイオン電池でんちなどに使つかわれています。

1982年ねんからは筑波大学つくばだいがく教授きょうじゅを務つとめました。退官たいかん後ごも科学かがく教室きょうしつや実験じっけん教室きょうしつを開ひらき、未来みらいの研究者けんきゅうしゃを育そだてました。

毎日小学生新聞より転載